面白かったです。高所が苦手な私には、雪に覆われた断崖絶壁でのシーンは迫力満点でした。ストーリーを楽しむのではなく、その迫力を楽しめれば充分満足です。この映画の内容とはずれるのですが、主人公の妹を助けに向かう救助隊に加わる女性が、「医学部の予科を終えたい」と言うシーンを見て、2年浪人したら不利、女性には不利なんてしてる、一本の道しかない国とは違うのかなと思わされました。入学してみなければ、そして少し見極めるには時間がなければ「こりゃ進路を間違えたな」って分からないですよね。長い人生になってきてますから、再チャレンジを認める社会であってほしいなあと思いました。高校生が減っても医学部だけは昔々の大学受験のままで、入れてやる、大学に都合のいい学生を選ぶという状態のままなんでしょうね。
