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忠臣蔵外伝 四谷怪談のピッコロのレビュー・感想・評価

忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994年製作の映画)
3.5
うらめしや~👻

ヒュ~、ピロピロピロ~。
べべん、べべべん、べべん、べん、べべん!

昔の映画は、高確率でお色気シーンがあるので最高だ。
チラリ、ポロリ、なんでもありよ。
今は、規制やら何やらで、チラリもポロリも見えなくなってしまった。
どうなってんだいっ!

ただ、自分は、表向き、"映画にそういうシーンは必要ない"派だけど、あったらあったで嬉しいので複雑な気分。
それでも、声を大にして言いたい。

映画にラブシーンもエロシーンも必要ないっ!

さて、今作、高岡早紀さんが、すっばらしい!
もう、大きな大きな・・・。これ以上は言えないけど、すっばらしい!
これには、大谷翔平のサイクルヒットにイチャモンつけてたあの人も"あっぱれ"だろう。
色気が凄すぎるし、何よりエロ美しい。
もう、画面にうっとり。とろけちゃいそう。

深作監督の作品は、バトルロワイアルもそうだったけど、OPにクラシックを使用している。
カルミナ・ブラーナの"おお運命の女神よ"。
(最近、某アニメ第5部の影響で"エニグマ"にハマってるためテンションがめちゃくちゃあがった。)
この映画のOP、ワクワク感が半端ない。

そんな本作、忠臣蔵と四谷怪談が合体したような作品。
自分は、忠臣蔵は、まったく知らないけど、四谷怪談は、"東海道四谷怪談"という"どえりゃーすっげー映画"を観たので良く知っている。

前半が忠臣蔵、中盤が四谷怪談、終盤にこの二つが合体する。

今作の見どころは、何といっても"お岩さん"。
ただ、今作の"お岩さん"には、あまり感情移入できなかった。
どろどろ感やジメジメ感もあんまりなくて、かなり綺麗に描かれている。
綺麗すぎるような気がして、あんまりハマらなかったけど、終盤の屋敷内が猛吹雪になるシーンは圧巻。

多分、巨大扇風機みたいなのを使って撮影してるんだろうけど、本当に吹雪の中で撮影してるんじゃないかと思うほど凄すぎた!

そして、お岩さんが、やりすぎっ。
何故か、本作のお岩さんは、手から吹雪を出す事が出来る。
まるで、X-MENみたいだ。

最後に肝心のさなださんについて。
エンドゲームよりも出番が少なくてガッカリ。
冒頭に少しだけ登場するけど、貴重な切腹シーンが見れるので見逃せない作品。

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