RiN

狩人の夜のRiNのレビュー・感想・評価

狩人の夜(1955年製作の映画)
3.4
「狩人の夜 リメイク」で必死にググってるんだけど、出てこない、おかしくないですか?これ、完全にリメイクしてくれ案件ですよね?いつまでも何十番煎じでマーベル映画化してりゃあいいと思ってんじゃねえぞハリウッド!!!いい加減にしろ!!そろそろ骨太で強烈なフィルム・ノワール観たい!!

失礼、乱れました。

うん、でも、そのくらい「惜しい」映画でした。ボニー&クライドよろしく、時代背景香る哀し気なフィルム・ノワールで、白黒画面も雰囲気たっぷりで最高なんですがね、女の性愛を憎む聖職者を装う殺人鬼、両手の指にはHATE&LOVEの刺青ってのも布石揃った感じあるんですけどね、うん惜しい。
1955年の映画ですからね、多少のことは目をつぶるよ?でも、それにしたって色々説明不足が多すぎやしないですかね?そんなころっと、パっと出のムショ帰りの垂れ目信じちゃいますか?いくら大恐慌時代の純朴な片田舎だって言ったってさあ。あと子供二人で逃げ延びるのも限界があります。あと、いつまでも背景の見えないハリーに、意味の分からない恐怖は感じるものの、意味わからないな?のほうが勝っちゃって、単純に怖がれないし。これをさ、そういうツッコミどころをさ、現代の賢く各種文献読みまくったオタクでスマートで粘着質の脚本家が肉付けしてさ、リメイク練り上げたらめっちゃくちゃ面白くなると思うんだけど!!ねえどうなの!主演はゲイリー・オールドマンあたりが年のころも目つきのやばさも最適!ちょっと若くしたいならライアン・ゴズリングとかでもいいね、なんなら現代版にしちゃうとかさ、どうなの!!

はあ、リメイクしてくれないかなあ…。
RiN

RiN