外は雨

狩人の夜の外は雨のレビュー・感想・評価

狩人の夜(1955年製作の映画)
4.4
右手左手のLOVEとHATE。一つの身体の中のカインとアベル。ロバート・ミッチャムの冷酷な伝道師、その内側にもたらす影。闇からぬっと現れる冷酷な視線がとても怖い。美しい母の死体。様々なシーンが幻想的で神話のような美がある。兄妹が小舟に乗って逃走する際に側にいる様々なか弱き動物たち。

善良な村人の信頼に対する裏切りによる態度の豹変にもぞっとする。思慮深いレイチェルに見守られる子ら。
外は雨

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