黒幕なき第3弾
この映画は小学生の自分にとってかなり印象深い作品になった。おそらくハリーポッターシリーズの中で一番記憶に残っている。というのも本作はちょうどこのシリーズがダークな方向に向かっていこうとすることを示すような作品だった。
ディメンターや狼男のシーンは、これまでのホラーシーンと比べてダントツで怖い。思うに死というものが明確に描かれていないからこそ、理解できない怖さがあるのだと思う。
空飛ぶ風船おばさん、高速で走る夜行バス、暴れ柳、半鳥半馬動物、忍びの地図、逆転時計などなど楽しい要素も盛りだくさん。