丸木

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人の丸木のレビュー・感想・評価

4.0
黒幕なき第3弾

この映画は小学生の自分にとってかなり印象深い作品になった。おそらくハリーポッターシリーズの中で一番記憶に残っている。というのも本作はちょうどこのシリーズがダークな方向に向かっていこうとすることを示すような作品だった。

ディメンターや狼男のシーンは、これまでのホラーシーンと比べてダントツで怖い。思うに死というものが明確に描かれていないからこそ、理解できない怖さがあるのだと思う。

空飛ぶ風船おばさん、高速で走る夜行バス、暴れ柳、半鳥半馬動物、忍びの地図、逆転時計などなど楽しい要素も盛りだくさん。
丸木

丸木