ハリー・ポッターとアズカバンの囚人の作品情報・感想・評価

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人2004年製作の映画)

HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN

製作国:

上映時間:142分

3.8

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」に投稿された感想・評価

前二作より大人びてきて、この世界のダークな部分をより感じれた
秘密の部屋からアズカバンに行く時系列が自分の人生には存在しないんですけどあの頃の私ってどうやって生きてたんですかね。黒いお化け怖いって脅えてた事だけは覚えてます。あとエマとラドクリフがくっつかない事に理不尽に切れてた。ロンじゃねえだろっつって。今なら分るよエマ。ロンに惹かれてしまう君の心がねつって
Midori

Midoriの感想・評価

3.0
ハリー・ポッター3作目。
前2作よりハリー、ロン、ハーマイオニー全員が大人びてる!
タイトルにあるアズカバンは魔法使いの刑務所で、前作ではハグリッドが送り込まれている場所。そこに閉じ込められていたシリウスブラックという殺人鬼が脱獄したというニュースがホグワーツに届く。ハリーの両親を殺したとされるシリウスブラックが脱獄したとあり、厳戒態勢の敷かれるホグワーツ。周囲にはdementorが配置される(善悪の判断をせず攻撃されるので、そもそも攻撃されないようするのが重要)。

毎回代わる黒魔術に対する護衛クラスを担当する先生は今回はProf. Lupin。とってもいい先生!dementorから見を守る魔法を教えてくれます。

ところでシリウスブラックを調べていくにつれ、ハリーはシリウスがハリーの父ジェームスと友達であったことを知ります。なぜ両親を殺したのか、なぜ…

だんだん大人になるハリーたち、自分の生い立ちに関する秘密、友情、人間関係…色々ドラマがあり、共感できるところも多く楽しめます。
s

sの感想・評価

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記録です

このレビューはネタバレを含みます

私は原作が好きすぎて、あんまりハリーポッターの映画って好きじゃなかったんですよね…。「なんでここ端折ったの!?」って子供心に納得できないことが多すぎて。でも大人になってからやっと(ほんとに最近)、原作、映画、舞台、テーマパーク、とまるごと愛せるようになってきた。

そうなってからハリーポッターの映画を観てみると、シリーズ通してアズカバンが映画として一番面白い気がする。ストーリーは結構改変されているんだけど、原作知らなくても面白く観れるように作られてるし、事実原作未読の私の家族はアズカバンが一番面白いと言っていた。

今作から登場する魔法生物や呪文はその後物語にとって重要になってくるものがとても多い。
私は特にボガートとディメンターが好き。
(ボガートは相手の一番恐れているものに変身するおばけで、ディメンターは相手の幸福な記憶を吸い取り不幸にして廃人にしてしまうおばけ)

それぞれのやっつけ方として、ボガートは「バカバカしくて笑えることを考える」、ディメンターは「人生で一番幸せだったことを思い出す」って感じの魔法を使うんだけど、これって完全に魔法すぎないというか、原作者であるjkローリングからマグルの私たちへのメッセージを感じる。
現にディメンターは、ご本人がまだ売れる前、シングルマザーで貧しくてしんどくて、鬱病のような状態になっていた時期から着想を得たと何かで読んだので。

なんかもうすごく落ち込んで気分が暗くなってしまったとき、あ〜これはディメンターのせいだ。見えないけど近くにディメンターがいるんだ。って思えばちょっとは元気になりませんか。私はなる。

映画では端折られてた気がするけど、ディメンターに食らったダメージを回復させる正式な方法として、チョコを食べるんですよ。チョコ。おじさんもおばさんも子供も、ディメンターと出くわした後はもぐもぐチョコ食べるんすよ。それがかわいくて。でも実際に、チョコレートには脳の幸せ物質を分泌させる効能があるんだよね。理にかなっている。

あと、ハリーポッターシリーズが掲げている大きなテーマの1つとして、「弱者の救済」があると思うんですが、この作品ではそれがより色濃く出ているなぁと思う。
狼人間、ヒッポグリフ、無実の罪人、etc。
で、この「狼人間」、魔法界ではめちゃめちゃに差別され迫害されている存在なんですが、のちにjkローリングは「狼人間は、エイズやHIVといった、血の病気ゆえ差別や偏見に苦しんできた病気のメタファーである」と語っている。
それを知ってから観るとまた違った見え方ができるし、そして私はjkローリング及びハリーポッターシリーズのそういうところが大好きなのである。

※補足
あと!!!忘れてはいけないのが「名付け親」問題。英語だと「godfather」、直訳すると「名付け親」なんですが、これだとハリーがシリウスが名付け親だと知ったときにショックを受ける事に「?」って感じですよねーー。名前付けられただけじゃん。ってなる。

イギリスでは子供が出来ると、その子供のゴッドファーザー(ゴッドマザー)を設定するのだそう。生まれたらキリスト教の洗礼式に立ち会い、“神に対する契約の証人”となる役割を持つんだそうな。
目的としては親が亡くなったりした場合、相談相手となったりするなど、つまり後見人・親代わりとなる人らしい。
みなしごのハリーにとっては唯一の家族となり得るはずだったのにも関わらず、親友である父親を殺しただけでなく自分のことも殺そうとしている…っていう衝撃なわけです。なんで名付け親って訳したんだ。後見人でいいじゃないか。確かに日本人には馴染みがない制度ですが!

最後に、なんでここ端折ったねんリストを載せます。ほんとここなんで端折ったねん。(以下ネタバレしまくり)

・忍びの地図はハリーの父親(ジェームズ)とシリウスとルーピンとピーターが作った
・ジェームズとシリウスとピーターはルーピンが狼になった夜も一緒にいられるようにアニメーガス(動物に変身できる人)になった
・ジェームズは牡鹿に変身する(だからハリーの守護霊は牡鹿)
・叫びの屋敷はルーピンが学生時代、狼に変身したときの隠れ場所になっていた
・暴れ柳はそこに通じる隠れ通路。ルーピンが入学した年に植えられた
・それぞれのあだ名
ムーニー→月→ルーピン
ワームテール→ミミズの尻尾→ネズミの尻尾→ピーター
パッドフット→肉球→犬→シリウス
プロングス→枝→牡鹿の角→ジェームズ
・シリウスは犬に変身して脱獄した
・ルーピンがホグワーツに就職してから、スネイプは毎月ルーピンのために脱狼薬(狼になっても自我を保てる薬)を作っていた

このレビューはネタバレを含みます

ハリーポッターシリーズでいちばん好きな作品。伸縮自在なバスがお気に入り。
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