桔梗F

トガニ 幼き瞳の告発の桔梗Fのレビュー・感想・評価

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)
5.0
R18+

霧の美しい田舎街ムジンの聴覚障がい者学校に赴任した、美術教師カン。

しかし彼はどこか異様な雰囲気が漂う学校や、生徒たちの怯えたような表情に違和感を覚えるが、やがて平然と生徒たちに暴行をくわえる教師や女寮長など、学校に蔓延る恐ろしい現状を目の当たりにすることになる…

韓国の聴覚障がい者学校で実際に起きた性的暴行・虐待事件を描く超問題作(゜ロ゜;

実話系のきつい映画は世界中に多々あるが、この映画は韓国でしか作れない(^-^;
子どもに対する性的描写がきつすぎて(´д`|||)
いくら局部を映さないとはいえ、子どもをレ○プするシーンを撮影したのはたまげた(´д`|||)

極悪映画というか凶悪映画というか。
悪役にこれほど殺意を覚える映画は珍しい。それだけ役者さんたちがすごいのだが。

新任教師が虐待されてた子3人を連れて、人権活動家の女性と一緒に裁判で戦うのだが…
教師たちも役所、警察、裁判所、一部市民たちすべてクズという凄まじい作品(゜ロ゜;

庶民vs巨大な敵と裁判で争うという構図は『告発』『レインメーカー』などがあり、そちらもムカムカするが一応溜飲は下がる。
しかし、こちらは下がらない(苦笑)
こんなに腐ってるのか!?

児童への性的虐待を入れた映画も『マグダレンの祈り』『スリーパーズ』など多々あるが、本作は、よくこれ子役の親が了承したな…ってきついレベル。

実話ベースとは言え、ドキュメンタリー風ではなくサスペンスタッチに撮ってるからエンタメ要素もある。校長がトイレの上から侵入するシーンはホラー(゜ロ゜;

この映画公開後、韓国で法律が改正され事件関係者はようやく処罰されたという、国家を動かした影響力のある映画でもある。

障がい児に暴行、性的虐待、さらに腐った司法…なんてクズな国だと思ってしまう。

だが、日本でも20年近く前に「恩寵園事件」で、この映画の内容にゴアスプラッターを足したような事件があるし、最近でも障がい児施設での性的虐待事件を度々目にするんで、あまり人のことも言えない(^-^;

不愉快映画の極北のような鬼畜内容だが、まったく救いがないわけでもないので、多くの人に観てほしい映画ではある。
相当、覚悟して(゜ロ゜;

二度と観たくないと思いながらもなぜか初回限定盤Blu-ray購入(*/ω\*)
特典の35mmフィルムはほんといらない(苦笑)