実際に起きた「耳の聞こえない少年少女たちに対する性的虐待、暴行」を基にした小説の映画化
もう二度と見たくありませんが、忘れたくはありません…そういう映画でした
人間の弱さや傲慢さ、無力さや絶望を嫌というほど感じることができます
映画のタイトルで検索すると、事件のあらましや小説のあらすじなどを知ることができたのでいくつか読みました
暴行や強姦シーンを演じなければならない子役の役者たちに対する配慮や、撮影に対する姿勢の真摯さに頭が下がる思いがしました
劇中で流れる楽曲(歌詞)と、判決後に少女が話した「(裁判を通じてどう感じたか?)私たちも他の人たちと同じ、大切な存在なんだと知りました」という言葉が特に印象的でした
この映画が再捜査の(法律の制定や、社会の変化が起きる)きっかけになったそうです
評価をつけるのもおかしな話で、兎にも角にも、映画にしてくれて本当にありがとうございますという気持ちです