「新感染」のコン・ユつながりで鑑賞。
ジャンルは違えど、これも父としての成長譚だった。
これが実際にあった話だということも、映画をきっかけにして「トガニ法」なるものができたというのも、韓国らしいと言ったらちょっと言い過ぎか。
それにしても本当に酷い話だ。
少年ミンスの最後は完全なるフィクションとのことだが、これはやり過ぎ。原作にないインパクトを与えようとしたらしいが、こんな付け足し全くもっていらないし、イノの必死の水浴びシーンも白けてしまった。「きっと、いい日が待っている」で得た感動とは異なる。
子どもが性的虐待を受ける作品では、その撮影方法が気になる。この作品ではどうだったのか調べてみたら、監督のインタビューがあった。
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「服を脱いでいるようにみえて、実際はそうではないように見せた。ロングショットからクローズアップで寄ったり、子供に触れているようにみえて、別の大人の俳優に入れ替えたり、アングルを工夫した。(微妙なシーンは)すべて代役を使ったので、子供たちの前で大人が服を脱ぐことはなかった」
「無垢の祈り」もそうだったが、子役の親とはとことん話しあったという。とりあえずはほっとした。
双子のおっさんふたり、見分けがつかないことが重要なのは分かるけど、髪型が全く一緒なのはさすがに不自然。。。