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トガニ 幼き瞳の告発のEMMAのレビュー・感想・評価

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)
3.6
”わたし達の戦いは世の中を変えるためではなく、世の中に変えられないためにあるのだと。”

苦しい。こんなことがあっていいのか…
弱者を利用する権力者。
お金で解決しようとする卑劣で狡猾な
思考回路。何もかもに憤りを感じる。


人には守るべきものがそれぞれある。
そこにつけ込んで、搾取しようとする利己的な輩を許してはいけない。


理不尽な戦いにも、挑み続けた人達がいるから、大きな声になった。映画化され、法改正された。
もう二度と起こってはいけないし、決して忘れてはいけない。


主人公が、自分の家族という守るべきものを抱えながらも、温かく子供に接する姿。ミンスと叫ぶ姿が頭から離れない。

”世界で最も素晴らしく、最も美しいものは、目で見たり手で触れたりすることはできません。 それは、心で感じなければならないのです。”
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