ゆっきー

デッドフォールのゆっきーのレビュー・感想・評価

デッドフォール(1989年製作の映画)
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二人で「Let's do it」
スタローンとカート・ラッセルの夢のコラボが堪能できる本作。
比較的クールな刑事タンゴ(スタローン)と熱血漢刑事のキャッシュ(カート・ラッセル)がひょんなことから、共闘するというバディ物であるが、何より本作は二人の化学反応が面白い。
お互いの細かい所が気に食わない二人だが、次第に息が合っていく過程が軽妙に描かれるので、グイグイ引き込まれる。
ラストシーンには思わずニッコリしてしまうことだろう。

ロスを舞台にしたクライムサスペンスでもあり、刑務所ものでもあり、派手な兵器で暴れる痛快アクションでもあり、かなり(B級的に)コスパが高い作品です。個人的にはノリノリのオープニングがなんともたまりません。元気が欲しい時にひとまず観てみようとなる一本です。これからは自分も「Let's do it」を口癖にします。
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