■ロマンティック・ブラックコメディ映画〜🎬■
「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ監督。
ドタバタ劇で面白かった〜♡
途中途中の音楽がめちゃめちゃ好み〜♪
亡くなっている釣り上げられた人、その人から鞄をとるシーン。
切り株のシーン。
クスッと笑えるシーンが多くて好きでした〜♡
■「黒猫・白猫」アンビバレントな気持ちもあった?同監督■
猫ちゃんたちはちょっとしか出てきませんが、「黒猫・白猫」は、物事の真逆の象徴として出現〜🐈
生と死、ハレとケ、男と女、陽と陰など…。
ところで、ユーゴスラビアの歴史について。
1991年から分離運動が始まったユーゴスラビア。
現在は6つの共和国に分かれている。
1991年以降、独立の賛否をめぐり、セルビア人、クロアチア人、ムスレム人の3勢力が対立。
1992年にムスリム人とクロアチア人により独立が宣言されると、これに反対するセルビア人とのあいだで内戦(ボスニア内戦、ボスニア紛争)が勃発した。
エミール・クストリッツァ監督は自身をユーゴスラビア人であると称している。
同監督の父親はセルビア人、母親はムスレム人であるそう。
同監督は、両親の民族性や考えが”真逆”であった、混乱した幼少期、思春期を過ごしたのかもしれない。
同監督は、自身をまとめてユーゴスラビア人と称しているが、映画作成をしながら自己を統一したのかもしれない。
全体的にお祭り騒ぎのような映画であり、心理的にはマニックディフェンス(躁的防衛)のように感じる映画。
気持ちのアンビバレントさが垣間見える。
なんて考えながら見た映画でしたが、私は大好きでした〜♡
『アンダーグラウンド』も見てみたい〜🎬