まさなつ

黒猫・白猫のまさなつのレビュー・感想・評価

黒猫・白猫(1998年製作の映画)
4.0
その昔、大変評判の良かった「アンダーグウンド」でウトウトしてしまったことで、その後すっかり遠ざかっていたクストリッツァ。

先日、縁あって福岡で「オンザミルキーロード」を観たら、これが楽しかったので、これは今観たら、、と思ったのですが、どうやら関西でも12月に5時間版をやってくれそうなので、まずは次のこの作品を観てみました。

いや〜しっちゃかめっちゃかですな〜^_^
「人生は祭りだ、共に生きよう」っていうのはフェリーニの8 1/2の有名なセリフですが、それをありったけのパワーをぶち込んで表現したよう。
キャラクターがみんな強烈すぎて、みんなが主役といった感じ。

善も悪も、生も死も、敵も味方も、女も男も、若も老も、みんなごっちゃ混ぜ。黒猫、白猫みたいにハッキリ区別なんて出来ない。それが人生。たまには肩の力抜いて、がんじがらめになってる頭を解放して楽しまなきゃ損。

やっぱりお約束のように動物もたくさん出てきます。それにしても、アヒルで身体を拭くなんて!なんて事するんや^_^

こういう映画は好き嫌い分かれると思いますが、遊び心満載だし、とても自由な映画でした。楽しかった〜。
まさなつ

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