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黒猫・白猫のnknskokiのレビュー・感想・評価

黒猫・白猫(1998年製作の映画)
4.3
工場主の祖父と博打打ちの息子と愛する孫がヤクザのボスと繰り広げるドタバタコメディ

音楽が痛快

黒猫と白猫のように世界は二元論で成り立っている

拘束される息子と自由な孫、金持ちヤクザと貧乏な二人、長身とチビの結婚、資本主義と社会主義、、、

パッケージにもなっているシーンのように二元論的な天秤は片方に偏っていてはいけない
必ずバランスを重視し、根元の"支点"が最も大事であるのを認識すること

↓コノ部分


闇を知っているから光の尊さがわかるし、貧乏を経験してるから金の使い方がわかるし、下の立場を経験しているから上の立場になった時の振る舞い方がわかる
なんでも片方だけ知るのではなく、両方知ってその上で選択する
人のことをすぐバカにする人は大概ここが欠けている

シマウマを「黒い模様のついた白馬」とか「白い模様のついた黒馬」なんて見方をする人はいない
あれは白黒の両者がバランスよく共存した1つの世界なのだから
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