【過去鑑賞】
巫山戯ててくっだらなくて好きだったわー。
全編ゆるいパロディだったような。
パロディ映画ってその頃日本にほとんど無かったしな。
松田優作のテレビドラマ「探偵物語」に出とった熊谷美由紀…
作品そのものが、“時代”や“金田一もの”への批評性を含んでいる。
80年代の日本人は、まだ根っこの部分では堅く、真面目だったのかもしれない。
古典を味わうように、いまとはずいぶん違う、当時の“おも…
キャストやカメオ、パロディネタがやたら豪華で広範囲な大林宣彦映画。
パロディってその時は面白いけど時代が過ぎると何やってるかわからなくなるんだという事を多いに理解した。
それありきでは何十年後も残…
20220311-054
原作:横溝正史『瞳の中の女』
美術:薩谷和夫
『ケンタッキー・フライド・ムービー』(1977)の影響
タイトルバック(オープニング&エンディング):和田誠
下駄+ローラー…
大林宣彦による金田一もの及び角川映画、当時の世相のパロディ映画。元ネタのことを知っている人はフムフムとなるのだろうとは思う。CF的要素が色濃いのはやはりスポンサーへの配慮だろうか。個人的には前半こそ…
>>続きを読む1979年製作公開。原作は横溝正史の金田一耕助。脚本斎藤耕一 、中野顕彰。監督は、先日亡くなった大林宣彦監督。ダイアローグ・ライターとしてつかこうへいの名前が。
『HOUSE ハウス』が1977年、…
名探偵の悲哀.彼が現れると人が死ぬ,彼は最後の一人が死ぬまで推理を披露しない….メタな視点の物語は嫌いじゃないけど,ちとしつこかったです.でも,金田一の最後の独白は良かったし,ラストは嫌いじゃないか…
>>続きを読む角川による石坂金田一の成功を受け、評価の貯金を全て使い果たしたかの様な無駄遣い映画。
こういう馬鹿馬鹿しいのを豪華キャストで真剣にやるのが楽しいのだ、という理屈もわかる。だが、大林の悪ふざけがMAX…