冒頭から最強チームの祭り。
「ランボー/最後の戦場」でも虐殺アクションを完全にモノにしたスタローン。
完全に悪趣味な男臭いアクションシーンできっちり掴む。
何よりジェイソン・ステイサムとスタローンのやり取りだけで楽しいのに、ジェット・リーとドルフ・ラングレンの絡みまで最良のオードブル。
さらにミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーと、それぞれ円熟した（というか、色々あった感）に涙が溢れる。
あとはもう、何というか。
摂取カロリーの高さと、その割には味がわからないストーリーと。
とにかく誰と誰が戦っているかさえわからない。
作戦なんてあってないようなもの。
質の低いジョークと爆破に次ぐ爆破。
しかしながらのラストシーン。
とにかく顔、顔、顔のオンパレード。
やっぱり生きてたドルフ・ラングレンの表情がたまんない。
結局、このラストとともに乾杯できるかどうか。
ある全盛期を経て消耗品、とされた彼らが今も生き延びている。
その命の美しさは、映画に昇華されているので最高な気分になれる。
