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劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王のKUBOのレビュー・感想・評価

3.8
「武田航平ナイト」にて公開時以来の再鑑賞。

「キバ」って世間では評価低いと思うんだよな〜。武田航平が出てるってだけで贔屓目になってるわけじゃなくて、時空を超えた親子の愛を描いていて私にとっては最高です。

だいたい紅音也のキャラ最高じゃないですか。あの80年代のバブルの頃のファッション(単に自分が若かった頃の流行だからか?(^^))、チャラチャラしててもブレない男気。そこら辺のところは「ビルド」の「カズミン」とも共通するところがあって武田航平の持ってる俳優としての才能だって田﨑竜太監督がコメントしてました。同感です。

悪役が堀健なのはちょっとどうかと思うけど、久しぶりに見た武田航平のイクサへの返信も良かったな〜。

今さら気がついたんだけど、グリスブリザードナックルって、イクサの武器と同じ形態だったんですね。さらに言えば、劇場版で時間切れで渡の前から消えていく時のエフェクトと「ビルド」でみーたんの前から消えていく時のエフェクトも、同様に光の粒となって消えていく。なんか出来過ぎ感あるな〜。

舞台挨拶では、「キバ」撮影当時「武田アドリブ禁止令」が出たが無視して好きにやらせてもらってた件や、最終回に飛び出した「マサル」の話を振られて、設定通り2030年に新しいキバとしてマサルが帰ってくるなんてどうですか?と振られて、「その時俺44歳だよ!」と言って笑いを誘ってました。

「武田航平ナイト」、女子だけかと思ったけど意外に男性も多く、武田のファン層の広さも感じました。この後も東映の新作映画「GOZEN」などの公開も控えている武田航平。これからも活躍を大いに期待しています。
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