トムトム

ドカベンのトムトムのレビュー・感想・評価

ドカベン(1977年製作の映画)
2.5
近所のビデオ店の無料クーポンを貰ったのでテーマを持って4本借りてきました。
テーマは気にはなっていたが中々借りる勇気の出なかったマンガ実写化映画です。

第1弾はある筋には有名な「ドカベン」です。
あのリアルと虚構の入り混じった野球シーンをどう再現しているのか興味津々だったのですが・・・・






これ柔道映画や。

確かに「ドカベン」は当初中学生柔道マンガでしたが、そこは普通端折ってやるでしょう。
明訓高校から始まるのでてっきり野球をする所からやるのだと勘違いしてしまいました。

配役は山田太郎役のオーディションに合格してこの一作で芸能活動を辞めて現在の消息は不明という橋本三智弘。
ビジュアルはいいのですが演技力はゼロで同じく演技力ゼロの野球部主将の永島敏行との掛け合いはツラいです。

その中で1人気を吐く岩鬼役の高品正弘が素晴らしい。
ビジュアル100点です。
というよりマンガ実写化映画の中でもかなり上位に入るレベルです。
彼のおかげで作品がもっています。

殿馬役の川谷拓三も有りっちゃ有りです。

実写化には距離を取る原作者も多い中、徳川監督役でガッツリと出演する水島新司先生が微笑ましいです。

「トラック野郎」の鈴木則文監督なのでナンセンスなギャグや下ネタもありますが中途半端な印象でした。

サッちゃんが可愛くて良かったです。
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