<概説>
3000年の時を超えて魔王が復活する。その鍵は偶然から青年が手にしたひとつの指輪だった。温厚なホビットの男児が、今8人の仲間と共に魔王封印の旅に出る。
<感想>
同年代の壮大なファンタジー映画といえば『ハリポタ』シリーズがあります。どちらも世界的人気であり、かつこちらは指輪物語という高名な物語がベース。さぞ夢と希望に溢れてる物語でしょう。
視聴後、
あまりの過酷な物語に腰を抜かします。人死なんてザラだし、拷問は示唆されるし、生首は吹っ飛ぶし。こんな対象年齢高めの映画だったのかと。
そんな中でホビットという温和な種族はちょっと、いやかなり存在が浮いています。
副題が旅の仲間とありますが、実際今回のメインは旅の仲間達。まだ一作目なのにアラルゴンとボロミアの絆には泣くしかない。痴呆老人もといガンダルフは魔導士としての格を見せつけてくる。主人公より仲間がかっこいい。
ここまで戦士と同行者の格の違いをアピールされると、今後のホビット達の成長に期待しかありません。
あと個人的に印象に残ったのは『マトリックス』でエージェントスミスを演じたヒューゴ・ウィーヴィング。あの人エルフ族面が似合いすぎていて、あと絵面が強すぎてちょっと笑っちゃいます。