スカパーにて。なんだこりゃ?ってレベルの濡れ場映画。
キャストやセットが豪華なのはわかるが、内容はセックスしかなくて、Vシネマと変わらんぞ。これを文学的とは言わんと思うがのぅ。
主演の俳人役にショーケン。大正時代に情熱的に情事を重ね続ける。
冒頭いきなり遊女との濡れ場。これは池波志乃かな?
結核の奥さん(藤真理子)を差し置き、師匠の奥さん(樋口可南子)を寝取っちゃう。
関東大震災。自殺未遂。
止めに来た女学生(蜷川由紀)とも関係。京都で逢引。正直劇中でここが一番エロい。
その後社会主義者の妻(原田美恵子)とも関係。巨乳。
関東大震災後の大杉栄・伊藤野枝夫婦殺害に触れるなど社会主義に関するネタが出てくるが、左翼的な題材だが、特にそういう思想的な意味はないんだよな。
芥川のような、女と自殺未遂と文学という話だが、文学のテイストも付け足しっぽいんだよな。濡れ場後の毎に一句読むんだが、単純に変だよ。
ショーケンの熱演も浮かばれないなぁ。