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ソウ ザ・ファイナル 3Dのgonzaのネタバレレビュー・内容・結末

ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

*ネタバレあり!注意されたし!

さて、いつものホーリーさん(仮名)と観てきやした!SAW完結編!
夏ごろに冗談で「次くらい3Dでやるんちゃうん?」て言ってたら、
ホンマに3Dやってやんの。(笑)
「肉片立体で飛び散らせてどーすんねん!」とか言いつつ、
楽しみにその結末を見届けようと挑む!
    
で、感想。
う~ん・・・まぁあの終わらせ方しか無いよねって感じかな?

『SAW』の魅力のひとつに大どんでん返しがあるんだけど、
正直『SAW4』以降は超うす味がつづいてて、『~ファイナル』もラストは読めたし、
あのバスルーム使うなら『~2』で使わんと最後の『~ファイナル』まで取っとけよ!って感じ。

でも超つじつま合わせの連続も、大きなほころびも無く、
ラストを迎えられたんじゃないでしょうか?と思う。

あのローレンス医師は生きてたのは間違いないと思ってたんだけど、
問題は『どこで使うか?』だった。
オレだったら『ジグゾウ』の後継者にはしないなぁ。

だって、ローレンスは自分とアダムをこんな目に遭わせた『ジグゾウ』を恨んでたハズだし、
助けられたからといってアマンダの時みたく、
『生への感謝』にすり変わるのは明らかにおかしい。

で!オレが考えたのは、『ジグゾウ』が『我正義なり』と、
いろんな人達にゲームを仕掛けていくわけだけど、
「あれ?これオレが仕掛けたゲームじゃない!」と、
逆に『ジグゾウ』が『罠』に嵌められた事に気付き、
誰の仕業だ!と断末魔の瞬間に復讐を果たしたローレンスが静かに笑う…。

みたいな展開を本編でも期待してたんだけどなぁ。

なんか『ジグゾウ』の一人勝ちって感じでなんだかなぁ~って想いと、
やっぱり正義は勝つ!的には終わらんのね;て想いがあってちょっと残念だった。

でも各々の登場人物がそれぞれの『覚悟』を胸に起こした行動のひとつひとつは、
善悪抜きにしてやっぱりどこか感動するんだよ。

終わったのは寂しいけど、終わってくれてホッとした方が大きかった不思議な映画でした♪
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