weareaccident

ライアンの娘のweareaccidentのレビュー・感想・評価

ライアンの娘(1970年製作の映画)
3.3
3時間30分という長さはそこまで長くは感じなかったんだけど…

それでも題材に対して、これだけの大作にする必然性があったのかという違和感はどうしても拭えない。デビッドリーン監督の中に「アラビアのロレンス」や「ドクトル・ジバゴ」級のスケールの作品を作らなければならないという強迫観念みたいなものがあったのでは?と邪推してしまう。

一番疑問だったのはいわゆる不倫関係に陥るまでの唐突さを始め尺の割には細かい心理描写の弱さ。

反対に嵐のシーンはさすがのスケール感で、いざというときには一致団結して強力する美徳の反面、強硬に一部の人間を排斥しようとするコミュニティーの愚かさを生々しく描いている。