クーパーは目覚めるや否や、巨大昆虫の奇襲攻撃に遭う。
苦戦を強いられるが何とか退治し、生存者一行と合流するが…。
『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』のローズ・レイダー製作によるパニックアクション。
B級~C級に該当する虫映画。
何年前か忘れたけど、アメリカの話題の映画を取り上げているショービズカウントダウンという番組で偶然この映画が紹介されていた。
起きたら町が虫に占領されてた!どうする?!
という単純なプロット。
主人公が珍しいほどへタレでダメ男。
逆にヒロインが男前。
そしてこの邦題。
『ビッグ・バグズ・パニック』。
非常にわかりやすく映画を物語ってはいるけど、こんなタイトルの映画を見ようと思う人はよっぽどな大きいものが好きな人か、虫好きか、てんやわんやが好きな人しかいない。
えぇそのままです。
そして結構人物が無駄に出てくるけど大抵その場凌ぎの人物ですぐ死ぬ。
基本4人くらいで展開するので、外国人の顔が覚えられないあなたにも安心設定。
虫嫌いにはオススメしませんが、
グロや脅かしは控えて笑いを盛り込んでいるので普通に楽しめます。
全体的にコメディの要素が強いため、すごく怖かったりシリアスな人間模様があったりはしませんが、意外にシビアな展開だったりして、パニック映画として十分楽しめると思います。
低予算映画は大体閉鎖的な空間で展開しがちですが、この映画は青空の見える屋外でのシーンが多くて、そこも良かったです。
ラストバトルのアイデアの数々は膝を打つほどに巧いプロットで、思わず笑ってしまった。
『ゾンビランド』『トレマーズ』などの、B級ホラーに青春とコメディが混ざった系の映画好きにはお薦め。
キャッチフレーズの「10年に一度の掘り出し物」は伊達じゃない。
余談
ヒロインが巨乳!バンザーイ