さっ

肉弾のさっのレビュー・感想・評価

肉弾(1968年製作の映画)
5.0
街も人も軍も、徹底的に荒廃した日本の姿は、ディストピア的な架空の世界のようにも思える

砂漠のような砂浜と、魚雷にドラム缶を縛りつけた「特攻兵器」がプカプカ浮いてる海原の虚無。「あいつ」の開き直ったような諧謔と狂気。あの因数分解の呪文は理性の切望の現れ?

寺田農すげえな笑

たいしたことはない、本当に、たいしたことはない……

昭和43年の日本。まるで滅亡した旧日本の領土に新たに成立した未知の国家に見える
さっ

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