【生卵の黄身は口移しで…♡】
題名からは到底想像できない飯テロ映画。
野ブタ。をプロデュース!じゃなくてラーメン屋をプロデュース!する話。
70年80年代邦画チャレンジ第2弾。
まず、主のストーリーはラーメン屋さんを変革していく話なんですけど、山崎努演じる師匠を出す出し方が絶妙。
この辺からすでにセンスを感じる。
そもそもこの師匠はただのトラック運転手で、このラーメン屋もたまたま入った店っていうだけ。
にもかかわらず、彼がこの店に入れ込むのには理由があるわけですが…
そして、登場人物が個性的すぎるw
なんか会社の会食会?的なところで上司の頼んだメニューに合わせないという町空気を読まない若者。
パスタの食べ方マナー講座で音を立てて食べるなという指導に対し、横で音を立てながらパスタを食べる外人さんをみて、指導官の言うこと聞かなくなっちゃう女子ーズとか。結構謎な部分も多い。
極め付けは第4の壁を破って話しかけてくる役所広司。
このカップルが最高に狂っていて、卵の黄身を口に入れて渡しあったりとか最高にエロティック!!
結構謎な描写が多いのに劇中に引き込まれちゃう不思議。
けど、非常に面白い。
さすが、映画をたくさん見てきてる方達のオススメは違うぜ!と感心してる毎日です。
2017.1.25