かきフライ発見一疲れ気味

アデル/ファラオと復活の秘薬のかきフライ発見一疲れ気味のレビュー・感想・評価

4.0
面白かった。



内容は(※Amazon転載)

最愛の妹の命を救うため、古代エジプト最高の秘宝と言われる≪復活の秘薬≫を追い続ける若手美人ジャーナリスト、アデルは、そのカギがエジプト第19王朝ファラオ、ラムセス2世にあることを突き止める。

同じころパリでは、国家を揺るがす“翼竜プテロダクティルス事件”が勃発!
ジュラ紀の化石から孵化した翼竜プテロダクティルスがパリの空を飛びまわり、人々を脅かしていた。
だがその異変は、単なる序章に過ぎなかった…。

“プテロダクティルス事件”と“復活の秘薬”の重大な関係に気付き、ルーヴル美術館に駆け付けたアデルを待っていたのは―
アデルは“復活の秘薬”を手に入れられるのか?最愛の妹を救うことができるのか?

幻の秘薬を求め突き進むアデルに、かつてないアドベンチャーが待ち受ける!


(感想)
コメディとして最高!
笑えるというより、ユーモア溢れて楽しい映画。
B級映画のノリで、映画好きなら楽しめるんじゃないかってくらいに、ぎゅうぎゅうに色んな映画をパロってます。映画のごった煮状態!
映画オタクにはいいと思います。
どの場面のパロディなのか、クイズに出来そう。
今思い付くだけで10作品くらいはあるけど、もっとあるはず!

内容は違うけど、キャノンボールとか好きな人には良さそうです。
「TAXi」などのフランスコメディが好きなひとにも面白いかもしれません。

車が川に落ちる、ライターで石油を燃やす、女優の入浴シーン、銃殺やギロチンなど、どこかの映画で記憶に残ってる映画の定番の場面がチラホラ。

あと、主演女優が魅力的。強くて元気な女性を演じてます。
変装やファッションもころころ変わって楽しめました。


個人的には、こんなに面白いのに評価なんで低いのか分かりません。
掘り出し物でした。

リュック・ベッソン監督作品ですが、リュック・ベッソンがコメディ作品を自分で監督するのは珍しく、多分監督名を出さずに見たら彼の監督作品とは分からないんじゃないかと思います。

でも作品の作り込みは素晴らしく、2時間もない作品に、これだけ詰め込めるんだってくらいに詰め込んでます。(その分、内容は薄めですが…)

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考察(書きかけです)
パロっていると思われる映画(&小説)。



○ナイトミュージアム

○ハムナプトラ

○ダヴィンチ・コード

○ワン・アポン・ア・タイム・アメリカ
(車の中で男女がいちゃつく場面)

○ハリーポッター
(鳥篭、他)

○アラビアのロレンス
(ラクダの場面)

○ニルスのふしぎな旅

○インディ・ジョーンズ

○ジュラシック・パーク
(卵から怪鳥がかえる場面)

○ガメラ
(ギャオス)

○マトリックス

○名探偵エルキュール・ポアロ(オリエント急行殺人事件)
(髭・ゆで卵のくだり)

○スターウォーズ
(博物館の中でアデルにミイラがついていく場面、ルークとC-3PO)

○恋に落ちたシェイクスピア
(男装)

○タイタニック

○刺さった男

○グーニーズ

△ポルターガイスト

△エルム街の悪夢

△ネバー・エンディング・ストーリー

△ダイ・ハード

△ミイラ再生


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