pauh

サンゲリアのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

サンゲリア(1979年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

インパクトのあるシーンが多く、特に海底でのゾンビvsサメがシュールさに思わず笑えて面白かったです。
奥さんの目に木片が刺さるシーンは痛々しくも迫力があり、土から手が出てくるTHEゾンビ感なシーンも既視感はある筈なのに何故か新鮮に感じられました。
ゾンビが目の前にいる&スローなのに何故か固まって動かないドン臭人間ばかりでしたが、死に方がショッキングで見応えがあり特に裸潜水の彼女の出血具合が印象的でした。
一枚の画のような魅力があるカットも多く序盤の水色の車を映したパースの効いた場面や、死体巻が転がる部屋で立ち尽くす先生の画など、終盤の燃え盛るゾンビ達の行進も迫力がありかっこよかったです。
ラストのやっと帰れると思いきや母国も既にゾンビが蔓延していたと知る絶望エンドも、哀愁漂い印象に残るエンドでした。
ポンコツ人間ばかりながら、インパクトのあるシーンが多い面白い作品でした!
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