今見ると、
こんなに良かったんだ!
と素直に感動。
若い頃は、
ハリウッドSF的なゴージャス感が
先入観としてあったりして、
やっぱり貧相だよな〜、
セットや特撮も寂しいな〜、
なんて感じた気がするけど、
すみませんでした、
時代が追いついたのか、
こちらの見方が冷静になったのか、
あれよあれよとテンポ良く展開し、
2時間半があっという間で、
終末感漂うなか、必死に生きる人々に
胸打たれる。
ロケのスケールや、キャストの重厚感に
よくぞこんな企画をやり遂げたなぁ、と
全編に溢れる角川春樹と木村大作の気合い
に圧倒されるとともに、それを深作欣二が
しっかりコントロールして、
堂々たる大作になってるなぁ、と大感動。
南極の当時の姿も含め、
むしろ、これからこそ、
世界で見られてもいいんじゃないのかな、
なんて思ってしまった。
(スターチャンネルでみたけど、
画質が妙に鮮明でくっきりしていて、
見易すかったように感じたけど、
リマスターとかですか?)