すごい映画だった。ほぼ洋画です。
80年代の日本映画界のレベルから考えたら物凄い力作！
コロナ禍の中、まさに 今観るべき作品ですね！ 怖かった。
今、世の中がこんな状態でなかったら この作品にこれだけ感銘を受けなかったであろうと思う。
人間とは勝手な生き物だ！
劇場公開当時、本作をボロクソに批判していた著名人達も同じ思いではないだろうか？
1980年に公開され、1982〜83年を描いている作品。
つまり 近未来を描いているのを忘れないでほしい。
撮影監督の巨匠 木村大作の撮影がホントに素晴らしい！
35mmカメラで南極大陸を撮影した世界初の映画が本作だという。
製作費は25億とも32億円とも言われている。
配給収入は24億円で結局本作は赤字で終わってしまった。
製作した角川映画はその後 薬師丸ひろ子や原田知世などを起用し 利益の出るアイドル映画路線に切り替えていく。
2時間半とちょいと尺は長いが、その分 じっくりと観せてくれる まさに超大作です。
今後 本作のような事が現実になったら どうしよう と思うと怖くなる。
😷コロナパンデミック中に鑑賞。😷
