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サイレンサー第4弾/破壊部隊のohassyのレビュー・感想・評価

3.0
ワンハリ内で上映されていたシャロンテート出演作品が、Amazonで200円で観られます。

映画としてまあ古いし明らかにB級路線で、スパイもののシリーズなのだけれど、悪役もぬるいし終始音楽がパヤパヤしてて緊張感無いし、かといってコメディが爆笑できるわけでも無いという、正直全く面白く無い作品なんです。

でもですね、中盤から登場するシャロン扮するツアコンのフリをしたドジっ子女スパイが、他のセクシー要員美女とは明らかに一線を画していてとても魅力的で、それだけで観たくなる感じがあります。
大げさに言えば「カジノロワイアル」のエヴァ・グリーンのような特別なヒロインとも言えます。
登場していきなりパンツ丸見えなのでタイプはだいぶ違いますけど。
ブルース・リーが始動したというカンフーシーンも、全く足が上がってないし笑

これほどのんびりした生温い作品を楽しめたのは、ひとえにシャロン・テートに対しての好意ですが、それもこれもワンハリを観てかかってしまった魔法のせいなのだろう。
呪いと言ってもいい。
途中なんの意味もなく、ノーブラが活きるほどのセクシーな衣装を着せられたり、池にはまってズプヌレになったと思ったらやっぱりノーブラだったりと、うっかりキャラな割に取ってつけたようにセクシーを担当させられたりもしているけれど、そういうのもなんかいい。

ずっとファンだった子が出演するアイドル映画的に、それなりに楽しめた本作。
タランティーノの狙いにまんまと乗っかった形ではあるけれど、正直なんだかとても楽しかったし、この気持ちをを踏まえて、もう一度ワンハリを体験したいと思う。
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