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プリティ・リーグのbrianのレビュー・感想・評価

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)
4.5
第二次世界大戦中に実在した全米女子プロ野球リーグの選手たちを描いた野球ドラマであり人間ドラマ。そして、反戦映画でもある。

【ロックフォード・ピーチーズの主なメンバー】
ドティ(捕手)ジーナ・デイヴィス
キット(投手)ロリ・ペティ→ラシーン・ベルズに移籍
メイ(中堅手)マドンナ
ドリス(三塁手)ロージー・オドネル
マーラ(二塁手)ミーガン・カヴァナグ
ベティ(左翼手)トレイシー・ライナー
エヴリン(右翼手)ビティ・シュラム
ヘレン(一塁手)アン・ラムゼイ
エレン(遊撃手、投手)フレディ・シンプソン


女性差別が激しかった時代。色眼鏡で見ながら激しく野次る観客と真剣な表情でプレーする選手たちを対照的に描いている。
女子プロ野球リーグの経営難に加え、メジャーリーガーが戦地から帰れば解散の危機に直面する。そんな選手たちの奮闘ぶりに釘付けとなった。

G・デイヴィスは183センチの身長を活かした鉄壁なディフェンスと配球の読みに優れて試合巧者ぶりを熱演した。妹キットとの本塁クロスプレーは紙一重の結果で息を飲む。

マドンナは小柄に見えるが162センチ程。劇中で得意のダンスを披露したり主題歌「This Used To Be My Playground」を担任してエンターテイナーを披露。

T・ハンクスはアル中で冴えない男。最初は女子野球を見下していたが、選手たちのプレーに心を入れ替えてチームに鼓舞する監督を好演。
「野球には泣くなんてない!」のセリフが格好いい。


「プリティ・リーグ」(1992)
原題 : A League of Their Own
https://youtu.be/PbRX803QV_s
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