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プリティ・リーグのiroのレビュー・感想・評価

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)
4.0
第2次世界大戦中のアメリカに存在した、女子プロ野球リーグが題材の物語。

そこでプレーするドディ(ジーナ・デイヴィス)とキット(ロリ・ペティ)の姉妹がストーリーの中心です。冷静沈着で捕手としても一流の姉と、チャーミングだが姉に劣等感を抱く投手の妹。

そこにもう1人、チームの監督であるドゥーガン(トム・ハンクス)も関わってきます。かつての大打者ながらも、現在は酒浸りで二日酔いの毎日。

ペナントレースを戦う中で、各々の中に心情の変化が生まれてきます。最愛の夫が戦地から帰ってきて、野球を辞めようとするドディ。ボタンのかけ違いの様な些細なきっかけから、姉と対峙することとなったキット。そして皆の真剣なプレーを目の当たりにしていく中で、野球への情熱を徐々に取り戻していくドゥーガン。

あのアーティストのマドンナ等、多彩な他のプレーヤーの存在も魅力的です。

そして試合のシーンも迫力満点!全力プレーの数々に、ついつい引き込まれてしまいます。ペナントレースの行方はどうなるのか、ドディとキットの関係は果たしていかに?

ラストも感動的で印象深い、お薦めの作品です。
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