ウシュアイア

真夏の夜の夢 さんかく山のマジルーのウシュアイアのレビュー・感想・評価

-
(2009年9月6日@シネカノン有楽町2丁目)
主人公のゆり子は恋愛に疲れ果てて,故郷の沖縄の島に帰ってくる。
そこで幼少期に出会ったキジムン(精霊)のマジルーと再開する・・・

南の島症候群とでもいうように,都会での生活に疲れた主人公が南の島とか田舎暮らしをすることで立ち直っていく,というようなスローライフ系映画(自分が命名)の一つに数えられるだろうか。

ファンタジーということもあるんだろうけど,スローライフ系ではあるが,そういう映画にありがちな湿っぽいエピソードが入ることなく,のんびりではあるけれど笑いありのすっきりとした展開である。

沖縄の民間伝承の精霊が出てくる沖縄ワールド,マジルーの「いつでも見守っているぞ」という言葉のもつ安心感,癒されるとともに勇気づけられる,というところがよかった。

ただ,観に行った時,少し疲れていたことや途中,少々緩慢な展開に退屈してしまい,途中寝てしまった。
ウシュアイア

ウシュアイア