オカルト博士

ポセイドンのオカルト博士のレビュー・感想・評価

ポセイドン(2006年製作の映画)
4.5
伝説のパニック映画のリメイク。
え~っ、皆さんの評価が思ったより低い~! これはリメイク成功でしたね。

オリジナル作品のテ-マである、その場にとどまるか、自分たちで行動して窮地を脱するか…?は特に強調はなくて、あっさり数人が動き出します。
この辺は、えっ?とも思いましたが~まあ、リメイクなんで今更って事で許します。カ-ト・ラッセルは良いですが、リチャ-ド・ドレイファスはこんな映画に勿体ない感じがしました。(役的にも中途半端なキャラ)

そのリチャ-ド・ドレイファスがエレベ-タ-での脱出時に男性を蹴って突き落として殺すシ-ンはビックリしました。さすがハリウッド映画ですね。
助け合い精神のかけらもないんですね。「ほんとに誠実な男とは自分より相手を思いやる男だ」の精神は日本や韓国のほうが上みたいですね。

オリジナルでもあった水中に潜って移動するシ-ン~リメイクでも誰か亡くなるんかな?とか、カ-ト・ラッセルのキャラの位置づけって…もしかしてオリジナルのあの人?とか考えながら観てるとワクワクしました。

オリジナルとの違いとゆうか、作品としての差で考えられるのは俳優にあると思う。オリジナルに出演する俳優は味がある面々なんですよ。
ジ-ン・ハックマン
ア-ネスト・ボ-グナイン
シェリ-・ウィンタ-ス
ステラ・スティ-ブンス

それにしても、ラストのカ-ト・ラッセルの男気には泣けます。(ToT)
凄く面白いオススメ作品ですよ。