ひろっぴ

ポセイドンのひろっぴのネタバレレビュー・内容・結末

ポセイドン(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【一番引っ掛かるのがエレベーターシャフト。】
鑑賞日…2018年2月1日~PSvita

「ポセイドン」字幕版 PSvitaで鑑賞。

*概要*
「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク版。

*主演*
カート・ラッセル
ジョシュ・ルーカス

*感想*
リメイク前のポセイドン・アドベンチャーは鑑賞済み。リメイク版もだいぶ前に観たことはあるんですが、こちらもほぼ忘れてしまいました。(笑)

キャストが一新されてますが、中身はほぼリメイク前と一緒。しかし、前作が最高だったので、どうても前作と比べてしまうんですよね。でも、つまらなくはなかったんですが、前作の方が好き。不満点が幾つかありました。
まず、一番引っ掛かるのは、エレベーターシャフトのシーンですね。あれは、、良くない。状況的に苦渋の選択。でも、ボーイが可哀想だった。変わりに自殺願望の願望のあるネルソンが落ちれば良かったのに…(^^;

あと、リメイク版は人物描写がとても薄かった。ギャンブラー、元消防士、その娘と彼氏、親子、自殺願望の男、ボーイ、密航者、ラッキーな男、キャストが一新されたのは良いが、それぞれの人間模様があまり深く描かれていないような気がしました。
旧作とリメイク版と比べると、ギャンブラーと元消防士は旧作だと、牧師と警部補の立ち位置に近い。ボーイはそのままで、カップルは、旧作だと老夫婦の立ち位置に近くて、自殺願望のあるお爺さんと密航者は旧作でいうと、雑貨店の店主と歌手の立ち位置に近い。嫌味でラッキーな男はオリジナルかな?

映像に関しては、旧作より迫力はありました。ポセイドン号が巨大な津波に襲われ、転覆するシーンは迫力満点。乗客たちはパニック状態で、緊迫感を感じさせられました。

総じて、まあまあ面白かったんですが、不満点が多く感じてしまったので、正直、旧作の方が上でした。しかし、映像は旧作より上でした。(^^)
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