恥ずかしながらやっとやっと観ました
やっぱり園子温は天才だった
と再確認しました
もうね、この映画最強ですよ
今やこういう映画って誰もつくらないしつくれないと思う
そんなものを2005年にすでに撮ってしまってるんですよね彼
あなたは、あなたの関係者ですか?
こんな発想普通に生きてたらわからない
人は生まれてから
家族に関係し、家族に囚われ生きている
母親、父親、娘、息子
それぞれの役割に沿って
リアルな自分でないものを演じながら生きている
虚無と現実の境目を完全にわからなくさせ、何が本物であるか、何が家族なのか
世間的なステレオタイプに囚われている私たちは
そもそもしあわせな家族とは何であるのかを突きつけられる
生きることは芝居の連続であることを突きつけられる
"リアルなんてない"
という現実を私たちは正視しなければならない
凄すぎてこわくなりました
そして詩的な語りが美しく素晴らしい
できるのなら台本をそのまま読みたい
ちなみに
クミコがめちゃめちゃ二階堂ふみに似てると個人的に思ったんですけど
彼女の本名がミツコだったと知って
二階堂ふみは園作品の第2のミツコだったんだ!!!(地獄でなぜ悪い)と一人で勝手に興奮しました笑
論文書けちゃいそうなくらい
語りきれないので、以上です。