こたつreboot

ターミネーター4のこたつrebootのレビュー・感想・評価

ターミネーター4(2009年製作の映画)
2.3
砂と鉄と瓦礫の乾燥した世界の乾燥した人間と機械の戦いを描いた作品。

前作において『3』が『2』を否定しましたが、なんと本作はその『3』を否定しています。否定の否定!反対の反対の反対!ってバカボンのパパですか。
洋画では作品ごとに演じる役者さんが変わる、というのが当たり前のように定着していますが、僕はどうしても違和感が払拭出来ません。少なくともジョン・コナーはエドワード・ファーロング以外に演じてほしくないと思います。まあ、前作を否定したい気持ちは良く分かりますけれどね。

そして、物語の方でありますが作品の世界観を示すかのように乾いております。登場人物の心の内が読みにくいので、全ての行動がサラサラな砂のようです。いや、これは、説明不足とか描写不足というわけではないと思いますよ。この殺伐とした世界観を表しているのですよ。だから、本作品で初登場のマーカス・ライトの心情とかが分からなくても問題ないのです。勿論、それは他の登場人物についても同じこと。心なき機械と戦っているのですからね。感情なんて邪魔なものは捨てたほうが良いんです!愛とか友情とかそんなものはこの世界観に不似合いなのです!観客にもそれを求めているのです!

と、ここまで書いておいて申し訳ないのですが、やっぱり、描写不足なんですよね?僕の読解力が無いだけじゃあないですよね?終盤の展開などネタバレになるので言及はしませんが、色々と納得がいかないのは想像力不足なんでしょうか…。
どちらにしろ、僕は軟弱者と罵られても良いから、もっと感情表現を具体的にしていただけると助かりますです。ベタベタの愛も苦手ですが、乾燥ワカメのような人間関係もしんどいので。
あと、そろそろ誰かが「もうやめて!ターミネーターのHPはゼロなのよ!」って言ってあげた方が良いと思いますが。ダメですかね?