KOKO

東京物語のKOKOのレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
4.5
自信がなくて、
ずっと避けていた小津さんの作品。

恥ずかしながら、動く原節子さんを初めて拝見しました。他の役者さんと一線を画していました。絶対的な存在でした。

整理整頓された画面と、見るべきものを命令される感覚にはなかなか慣れませんでしたが、小津さんと野田さんの紡ぐ言葉たちが、最近の私の心のざわめきに、一つの見解を示してくれたような気がします。
心の栓が外れたかのように涙が込み上げました。


いい、わるいではなく
在り方を受け入れていく。
時の流れを受け入れていく。
まさにこの映画そのもの。