こまだこま

情熱の狂想曲(ラプソディ)のこまだこまのレビュー・感想・評価

3.9
クリスチャン・マークレー展の動画コラージュで本作のローレン・バコールがショパンのノクターンを弾くシーンの映像が使われており、自力で探してたどり着いた作品。アマプラ配信で観られたことにも感謝。
実在したトランペット奏者の物語。奥さんとなるエミーと主人公が真反対で上手くいくのかなぁと観ながら思っていたのだが、やっぱり、、という展開だった。エミーはプライド高いけれど、"自分は何も持っていない"と語るところには共感性があった。恩師の温かい人間性や、歌手のジョーの優しさ、ピアノ弾きのスモークの見守り方に愛を感じた。温かい人たちに恵まれていたところが主人公の人生の素敵なところだと思った。
何十年の時を経ても色褪せない魅力を持つクラシックな映画だと思う。
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