いけ

まひるのほしのいけのレビュー・感想・評価

まひるのほし(1999年製作の映画)
4.5
佐藤真の距離感。
マイノリティをマイノリティの牢獄に押し込め、マジョリティが搾取しないギリギリの位置。被写体へ向ける眼差しは限りなく接近するが、その線は漸近線である。その接近不可能性にこそ、人間存在の一瞬の煌めきが宿るのでは?

やはり、シゲちゃんのラブレターをやめた理由がなによりも好き
いけ

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