桔梗F

ベルフラワーの桔梗Fのレビュー・感想・評価

ベルフラワー(2011年製作の映画)
3.9
エヴァン・グローデルが監督・脚本・製作・編集・主演をつとめる、超エヴァン映画(>_<)

『マッドマックス2』の悪の首領ヒューマンガスをヒーローとあがめ、世界滅亡を夢見る若者たちの友情と愛憎を描いたダークな青春ドラマ。

恋人に裏切られ絶望した男が狂気へと駆り立てられていくさまを、幻惑的な映像表現で描く。

監督の失恋体験を元にしてるようで苦悩が痛いほど伝わって来ます(^-^;

主人公が全てを焼き付くすバイオレンス映画かと思うと壮絶な肩透かしです…
あくまで青春映画!

カルトに属すると思うんで、すごい映画なんですがお勧めも出来ません(苦笑)

カメラは彼女と出合い幸せだった前半は黄色。画面が黄色がかりで『バグダッド・カフェ』かと思った。

失恋してからは渇いた地のかげろうのような画面に(;゜∇゜)

とにかく、ストーリーより映像にこだわりにこだわった作品。カメラワークも手持ちだったり、固定ロングにしたり、レンズをわざと汚したり…
あと音楽は絶品♪

主人公たちが作った火炎放射器、火炎改造車のファイヤーはたいへん美しいのだが、もっと活躍の場が欲しかった(^-^;

あと、ヒロインかわいくない…
友達のコートニーの方が数段かわいい(;_;)

映画観るかぎりでは、監督は失恋の痛手から立ち直ってない(笑)

途中、ストーリーがごっちゃごちゃになるが監督失恋時の苦悩の表れですかね(;_;)

監督やりたいこと思ったことを画面にぶつけただけのような自慰映画の印象も受けるんで、嫌いな人はまったく合わないでしょう。

ただ、今後とんでもない鬼才監督に育つかも…将来性を感じさせてくれる破壊力がある奇作です(>_<)