たく

裸足のイサドラのたくのレビュー・感想・評価

裸足のイサドラ(1968年製作の映画)
3.8
アメリカの名ダンサー、イサドラ・ダンカンの生涯を晩年の彼女の回想形式で描いてて、若い頃とを演じ分けるヴァネッサ・レッドグレーヴが素晴らしい。
冒頭、少女のイサドラが芸術と真実に人生を捧げると宣言して両親の婚姻証明書を燃やして生涯未婚を誓うところから波乱の人生を予感させる。

数々のクラシック音楽に乗せて自由自在に踊る姿に魂の自由を求める感じが出てたね。
ベートーヴェン7番第1楽章のシーンはちょっと「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディみたいだった。
終盤でイデオロギーの対立に訴えかけるチャイコフスキー「1812年」のシーンが凄かった。
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