菅藤浩三

セールスマンの死の菅藤浩三のレビュー・感想・評価

セールスマンの死(1951年製作の映画)
1.0
主人公ウィリーを演じるフレデリックマーチ、長男ビフを演じるケビンマッカーシー、妻リンダを演じるミルドレッドダンノック、この3人が揃ってアカデミー賞にノミネートされた作品だし、アーサーミラーの定評ある戯曲を映画にしたものなのでとても楽しみにしていたのだが、、、ウィリーは無用にプライドばかり高くて、チャレンジして成功した兄ベンや仕事をあっせんしてくれる友人のバーナードをやっかむ存在で、陳腐なダメ男を描写してるようにしかみえなかった。親子の確執もよく描かれてる域を超えていないしラストもまた陳腐だし。正直いって、これを絶賛してる人は演劇人に多いのだが、自分にはまるであわなかった
菅藤浩三

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