Yolice

セールスマンの死のYoliceのレビュー・感想・評価

セールスマンの死(1951年製作の映画)
3.6
アーサー・ミラーの戯曲を映画化した作品

過去の栄光に縋り付く父と、父親からの過度の期待に押しつぶされる息子、2人の関係を狂っていく父親を通して描く現代悲劇

精神を病んだ父の幻想の世界で彼の半生を見ていくのですが、現実の時間軸では月曜日の夜から火曜日の夜と約1日しか経過していない
この実際の時間軸とは乖離したフラッシュバックの連続が今作の面白いところ

‪夢を追うことは大切だけど固執するあまり現実に戻れなくなるのは怖いなと感じます
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