ロッキーシリーズ全話連続鑑賞の3作目だ。
前作でロッキーに敗れたアポロがロッキーのトレーナーに名乗り出て、新たな強敵と闘うというストーリーだ。
が、しかしだ。
本作は弛みきった映画になっており、ハルク・ホーガンを登場させて闘ってみたり、並行で撮影が進んでいた『ランボー』のためにガッチガチに引き締められたスタローンの体格に対する強い違和感など、諸々中途半端な印象が強い作品だった。
そのような理由により、実は、『ロッキー2』も『ロッキー3』も、今回の連続一気鑑賞が2度目の鑑賞になる。
と言う訳でだ。
本作は、一度はKO負けさせられた対戦相手とのリターンマッチで見事にロッキーが勝利をして終わるだけだ。
あまり面白味が無いものになっている。
ただし、観ておかなくてはならないポイントがいくつかある。
・トレーナーだったミッキーの死。
・新たなトレーナーとなったアポロの星条旗柄のトランクス。
・そして、無人のリングで2人だけのリターンマッチをする最後の場面だ。
無論、毎作品に共通していることだが、エイドリアンのひと言でやる気スイッチが入るダメダメロッキーも見てやって欲しい。
そのくらいだな。