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狂った一頁のshiranuiのレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
3.7
1920年代(大正時代)に制作された、モノクロ・サイレント映画。

まるで監獄のような精神病院を舞台に、狂気・錯乱といった状態を激しいカメラワークで描写するその表現には戦慄が走る。

今回はアマゾンプライムでの鑑賞だが、音楽を後に被せたもの。
ステレオ感が強く、ピアノ、フルート、打楽器、シンセ(?)等様々な音色で表現されたがゆえ、逆に映像の素晴らしさを抑え込んでしまっているのが残念。
ピアノや弦楽器のみによるモノラル間ある音像であれば、より映像が際立ったはず。

とはゆえ、日本版「カリガリ博士」の映像に出会えたことには、本当に感謝です。
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