THE 夏映画。
派遣社員の主人公ひなみ(香里奈)は、さとうきび収穫のアルバイト“きび刈り隊”に応募し、沖縄にやって来た。都会での生活から離れ、集まった若者たちのきび刈り共同生活が始まる…!!
夏を感じたい時に観たくなる作品。
忙しない都会での生活から離れ、沖縄に集まった若者達…。
彼らは何かしら悩みをかかえてたり、日々の生活から解放されたくなって、沖縄でのひと夏を過ごしに来たのでした…。
この映画、初めて観たのは学生の時だったかな。社会人になって、改めて観直すと前とは違った視点で楽しめたかも。
たまにはさ、逃げ出したくなるのよ。
現実逃避しろってワケじゃないけど…
息抜きは大事なんよ。
そして、心の内を話せるってことも大事よね。
そんなことを思いながら、まったり観ちゃいました。
若い頃の長澤まさみさんが出てて、ほとんど無口な役なんだけど凄く印象的な役柄でした。「朝は来るんだ…〜」ってセリフが心に響きました。
大森南朋さんが演じた役柄が、絶妙にイヤミなやつで好きになれなかったなぁ…。悪い人じゃないんだけどねw
大森さんって、なぜか沖縄が舞台の作品によく出ているイメージがありますね〜。
ただただ沖縄を南の楽園のように描くのではなく、しっかりとキビ刈りバイトの大変さや、人間同士のイザコザも描いていたのには好感が持てました。
でも、こういうサトウキビ畑の風景って、いかにも沖縄っぽくて良いですよねー。
かく言う自分は沖縄在住なんですけどね。
沖縄のイメージって、広いサトウキビ畑、のどかな自然、青い海って感じなんでしょうか?
"沖縄の中では"都会とされるとこに長く住んでいると、こういうベタな沖縄に憧れちゃうんだわ。
夏最高なんだわ。
ベタな展開と綺麗事を並べたようなストーリーなんだけどさ…、なんかほっこりとしちゃうのよ、コレが。
観終わった後には、また明日から頑張ろう…!と思えるような清々しい気分になれます。