借りぐらしのコブレッティ

フットルースの借りぐらしのコブレッティのレビュー・感想・評価

フットルース(1984年製作の映画)
3.9
アイドルとして売り出していたケビン・ベーコン主演。主題歌を作曲したケニー・ロギンスは「トップガン」のデンジャーゾーンを作曲した人だそうです。劇中歌もスクールウォーズでかかったヒーローでオジさんは懐かしいです。
ケビン・ベーコンは当然若いのですが、オープニングのジョン・リスゴーが若くてビックリします。この頃から怒ると怖い人ですね。
シカゴからくそ田舎ボーモント(架空の街、ロケ地はユタ州とWikipediaから引用)に引越してきたケビン・ベーコンだが、まあ何もかもがダサくて退屈。あと車と車にまたがるスタントですがこのスタントしてる女性、何気に凄いですね…ハラハラしました。
ヒロインがジーンズの上にロングブーツ履いてるけどオシャレです。途中から登場するサラ・ジェシカ・パーカーも若いですね。
しかし自分の息子の死をきっかけに自分好みの何の楽しみの無い街に変えてしまったジョン・リスゴーのカリスマたるや、恐ろしいな。ケビン・ベーコンのお話ですけど裏テーマとしてジョン・リスゴーの立ち直りのお話でもありました。青春ものとして予想以上に良かったです。しかし数年間ダンス禁止されたはずなのにみんなダンスのレベルが高くて盛りあがっているんですけど…隣町で踊りまくっていたのだろうか?
※個人的に高校生が女性を誘う米のパーティーの文化は陰キャにはハードル高過ぎるので日本にこの文化が無くて良かったとは思ってます。コサージュも確か男性が女性に送るのが慣わしだった気がします。