ちろる

フットルースのちろるのレビュー・感想・評価

フットルース(1984年製作の映画)
3.6
ダンスもロックも禁止された小さな町。
規律として押し込んでも暴れたい盛りの高校生たちには逆効果なわけで、押さえ込まれた若いエネルギーはそりゃ喧嘩だとかサックスだとかで発散してしまうのも無理はない。
しょうもない価値観で全てを支配できると勘違いする大人たちと彼らにがんじがらめにされた若者たちの鬱屈するためにシカゴから舞い降りた転校生青年レン。
静まり返ったつまんないものだらけの街に一撃食らえるのは卒業ダンスパーティーしかない!とばかりに奮闘する。
このレンを演じたケヴィン ベーコンが素敵で、もちろんダンスのこなしも素晴らしくて、カッコいい俳優だと思ったことなかったけど、惚れた。
プロットとして驚くほどな展開もないけど、ヒット曲のオンパレードでダンスのスタイリッシュさは見応えあり。
肩肘張らずに観るのにはぴったりの青春ムービーでした。
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