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沈黙の逆襲のblacknessfallのレビュー・感想・評価

沈黙の逆襲(2009年製作の映画)
2.8
セガール潰し。

2009年のセガール、かなりデブってる。

ロスの刑事のセガールは相棒と悪党のアジトに踏み込み銃撃戦になり悪党を皆殺し、現場に残った大金をこっそり山分けしようと持ちかける相棒の誘いを拒否したことで相棒に撃たれる。
死は確実と思われたがセガールだから一命を取り留め昏睡状態で病院に。
セガールの息の根を止めようと病室に忍びこんできた相棒を逆に返り討ちにするセガール、ベッドに銃を隠し持っていた。しっかり昏睡から目覚めてた笑

助かったとは言え瀕死の重症を負ったから現場復帰は叶わず、自宅でリハビリに励むセガール。
そのリハビリが畳にナイフを投げたりする効果がよくわからないメニュー笑

そんなある日、父の莫大な遺産を受け継ぎ大富豪になった特殊部隊時代(元特殊部隊の設定何回目かな笑)の元上司?で恩師的な人から誘拐されそうになった自分の娘ニキータのボディーガードをしてほしいと頼まれる。
セガールは「そういうことは警察に頼めば」と断るが恩師は「ここテキサスは人種差別主義者が蔓延り権力を握ってるから信用できない」と返す。
娘の名前がニキータだからラテン・アメリカ系なのか?
とにかく、テキサスは人種差別主義者に牛耳られてる、とか思いっきり本当のことをストレートにぶちこんでくるとこにリベラル・アンチファ番長のセガールの思想性が炸裂しててファンとして嬉しい笑
現にテキサスはこの前の大統領選でも有色人種の多い地区の投票所を削減したり、投票妨害まがいのことをした。

自分的にこの映画のハイライトはここで、この後、彼氏の裏切りでニキータが誘拐、それをセガールがいつもの危なげないアクションで片付けて終わり笑
アクションはいつも以上にあっさり手抜き、どっしり構えたセガールに敵が襲いかかってあっさり殺られてくれる親切設計😂リハビリに使ってたナイフ投げはちゃんと活かされてたけどナイフ投げるだけだからね、省エネだよ笑
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